GLOBE Lab.

グローバル化における組織・人事変革コンサルティングと、人生100年時代における資産設計の戦略構築

専門家会議「新しい生活様式・働き方のスタイル」の実践例と、ポストコロナ時代の働き方を考える

2020年5月4日、新型コロナウイルス対策を議論する政府の専門家会議により、「新しい生活様式」の実践例が提示された。

注目したのは「新しい働き方のスタイル」についてである。
(NHKから写真参照)

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・テレワークやローテーション勤務
・時差通勤でゆったりと
・オフィスは広々と
・会議はオンライン
・名刺交換はオンライン
・対面での打ち合わせは換気とマスク






コレは、首都圏(東京)で働く意味はあるのか!?
「働く場所」の問わない時代が遂に到来する。

2020年4月1日時点、日本全国の市区町村の人口密度ランキング(1〜50位)はこちら。

200505_新しい働き方のスタイル

ご覧頂いた通り、首都圏でランキング総なめである。

これまでのビジネス展開は、首都圏・中核都市など一定の内需を求め、また生活の刺激を求め、地方から首都圏へと働く・生活空間そのものを移動させた。結果的に、経済圏・生活圏は密集し、健康リスクも高まった。

労働生産は、首都圏に一極集中し、「密度」を高め、メンバーシップ型で徹底的に効率化を考えたのが「これまでの働き方」である。

労働生産と知的生産は切り分けられ、労働生産はサプライチェーン(場所)に左右されるが、知的生産(経営・高専門領域・R&Dなど)は場所を問われなくなる。仕事は、ジョブ型・成果型・PJT型に移行し、マネジメントスタイルも変革すべきタイミングが来た。

人口密度が高い空間は、自ずと情報量(雑念)も多く、情報量に応じて、人は考えなくなってしまった。

テレワークでも問題なく機能する職務に関しては、敢えて情報を遮断し、これを機会に「3密空間(首都圏)」から離れることを提案したい。

私自身、思いも寄らない形で現在、香川県郊外で在宅ワーク・巣篭もり生活中である。地方(開疎地)に住んでみて、生産性は向上したように思える。

瀬戸内海

①居住地として、開放感がある。3密にならない。今、2LDKの家を借り、1室をオフィスに変える空間の余裕がある。何より、住居費、生活費は安く、コストパフォーマンスが圧倒的に高い。

②自然との触れ合いにより、確実に人体の副交感神経は活性化する。在宅ワークでも生産性が向上した最大の要因。

③これまでのPJTをデリバリー型とR&D型に大きく切り分け、現在は経営とR&Dに集中している。主なデリバリーは、タイにいる優秀なタイ人メンバーに完全に権限移譲をした。

④今は、とにかく情報を遮断し、考える時間を増やすことに集中している。

自身の経験談も踏まえて、ポストコロナ時代の「働き方改革」と、「組織・人事マネジメント」を考えている。

また現在、田舎にいるご縁を踏まえて、「働く場所」「働き方」を分散投資する人のキャリア支援もしていく予定だ。