GLOBE Lab.

グローバル化における組織・人事変革コンサルティングと資産設計のポートフォリオデザイン

昇給のニューノーマル「時間」を報酬にするという提案

はじめに. 「ジョブ型」人事制度の落とし穴 1. そもそも、毎年昇給率を上げていくことが限界な日系企業 2. 報酬制度マトリックス 3. 昇給のニューノーマル「時間報酬」という考え方 はじめに. 「ジョブ型」人事制度の落とし穴 新型コロナウイルス感染拡大を…

専門家会議「新しい生活様式・働き方のスタイル」の実践例と、ポストコロナ時代の働き方を考える

2020年5月4日、新型コロナウイルス対策を議論する政府の専門家会議により、「新しい生活様式」の実践例が提示された。 注目したのは「新しい働き方のスタイル」についてである。(NHKから写真参照) ・テレワークやローテーション勤務・時差通勤でゆったりと…

「文明病」の時代における「体調管理(Health Management)」を考える

日本に一時帰国をして、巣篭もり生活も1ヶ月を経過した。タイの非常事態宣言が4月30日から5月31日まで延長し、タイへの(外国人の)入国禁止が1ヶ月延長になった。 タイのPJTや営業はオンラインで継続できている。香川県郊外の「開疎地」に構えた自宅兼オフ…

開疎生活と海外ビジネス。働く場所を問わない時代へ。

2020年3月27日に、一時帰国をしてちょうど1ヶ月が経過。実は今、香川県郊外にいます。1ヶ月が経過し、Blogに記しておこうと思います。3月中旬〜下旬にかけて、家族会議を数回繰り返し、当時タイ(バンコク)では新型コロナウイルスの感染拡大が強まっていた…

外国語学習を科学する。効果的な英語学習9つのステップ

英語はもちろん、外国語学習にコミットしようと思っています。インターナショナルスクールに通わせている息子(2歳から通学中)の今後の教育について考える機会もあり、そもそも外国語(第二言語)の学習ってどういうものなのか真剣に考える必要があるなと。…

「従業員エンゲージメント向上」を掲げる際に注意すべきポイントとは

HBR

Is Employee Engagement Just a Reflection of Personality? ※HBRから引用この論文、面白かったのでシェアします。 組織マネジメントにおけるKPIを「Employee Engagement」「Employee Experience」を掲げる企業が欧米企業を中心に増えてきています。 ただ、…

EI=Emotional Intelligence(感情的知性)を科学する

EI

Harvard Business Reviewの論文で、EI=Emotional Intelligence(感情的知性)をテーマに日本語版で創刊された「幸福学」「共感力」を読みました。 昨年、6月17日-20日SHRMという世界最大の人材マネジメント協会のカンファレンス(US Chicago)に参加した際に…

2018→2019 The First Half

EI

2019年、明けましておめでとうございます。 2018年の振り返りと、2019年上半期にコミットすることをブログに投稿しておきます。 2018年の振り返り お陰様で、2016年創業から3期連続、売上目標達成できました。 要因として、半年を超える長期PJTが多く、人事…

高度人材誘致の過当競争。香港で始まった11職種の高度人材誘致施策とは

2018年2月1日からタイ政府による「SMART VISA」という高度人材誘致の政策が出ました。対象は、①投資家 ②スタートアップ起業家 ③企業の上級管理職(high-level executives) ④高度な技能を持つ専門家の4職種。認定された方は、最大4年間のタイ滞在が許可やワ…

日本人の心と、東洋の美意識とは

今、日本の「働き方改革」を始め、日本だけではなく「働き方」をReDesign(再構築)する動きが世界中で起きてきていると感じています。 私は「働き方改革」は「働く空間(場)」の設計であると考えており、生産性を高めるためには、いかに「創造的な空間(場…

“紅いシリコンバレー”深センを始めとする広東省×香港という強烈なイノベーションエリア

先日、香港出張と合わせて、深センに行ってきました。 (正式名称:中華人民共和国広東省深圳市) 深センと言えば、 ・中国のシリコンバレー(紅いシリコンバレー) ・1980年に中国初の経済特区に指定され、 人口3万人の漁村から2017年末には約1,250万人と40…

中国発のEdTech(教育×テクノロジー)のイノベーション

香港で開催されたEdTech Asia Summitに参加して来ました。(EdTech=教育(Education)×テクノロジー(Technology)の造語です) EdTechにおける教育業界のシフトは、School Centric(学校中心)ではなく、Learner Centric(学ぶ人中心)への変革。 企業内(…

SHRM2018:これから求められるHRの役割②

6月17日-20日SHRMという世界最大の人材マネジメント協会のカンファレンス(US Chicago)の記事第二弾です。 SHRM2018の主要テーマは下記になります(再掲載)・Talent Management・Leadership Development・Global Human Resource Development・Organization…

SHRM2018:これから求められるHRの役割①

6月17日-20日SHRMという世界最大の人材マネジメント協会のカンファレンスで、US Chicagoに行ってきました。20,000名を超えるHRプロフェッショナルが参加しており、世界中でHR(人事)の重要性は年々高まっています。 SHRM2018の主要テーマ ・Talent Manageme…

東南アジアにおけるHR Techのムーブメント

2月9日、HR Techを活用した人材マネジメントについてセミナーを開催しました。 「HR Tech」とは、Human Resource(人事)× Technologyの略で、AI(人工知能)など最先端のIT技術を使って、「採用」「評価」「育成」などの人事業務の効率化を目指し、「人材の…

人事のグローバル化の鍵。「人材アセスメント」をどう有効活用するか?

人材アセスメントとは、複数のシミュレーションや心理テスト、面接などを通して、受講者の行動、言動、態度などを客観的に観察し、社員の人材配置や昇進、抜擢に活用する人材手法のことを指します。 人材アセスメントが日本に導入され始めたのは1975年頃とさ…

なぜ、「グローバル化」を進める日系企業が「ローカル化」で失敗するのか?

はじめに. 海外現地法人の「ローカル化(現地化)」の落とし穴 欧米からアジアへの経済力のシフト、急速に進む技術革新、日本が抱える少子高齢化問題、という流れにより、日系企業の「グローバル化」は急速に推し進められています。事業の「グローバル化」を…

組織・人事の「グローバル化」「ローカル化」を研究するブログを開設しました。

2016年にタイで会社を設立してから2年が経過し、 この2年間はあらゆるものを捨てて圧倒的に働きました。 第2期となる2017年は前期よりも3倍以上の目標を設定していましたが、お陰様で全経営指標をハイ達成できました。引き続き精進します。 組織も本当にプロ…