GLOBE Lab.

グローバル化における組織・人事変革コンサルティングと、人生100年時代における資産設計の戦略構築

「文明病」の時代における「体調管理(Health Management)」を考える

日本に一時帰国をして、巣篭もり生活も1ヶ月を経過した。
タイの非常事態宣言が4月30日から5月31日まで延長し、タイへの(外国人の)入国禁止が1ヶ月延長になった。

タイのPJTや営業はオンラインで継続できている。香川県郊外の「開疎地」に構えた自宅兼オフィスから出ないことも苦ではない。(「開放(open)×疎(sparse)」の地であり自然との共存地)

一方で、Withコロナの時代と言われ、この非常事態宣言が長期化することで考えておくべきことは「現代人における文明病」についてである。

<文明病>
文明病とは、近代社会の変化によって引き起こされる、現代に特有の病気や症状。最も典型的な例は、肥満。集中力の低下。

食料の大量生産と価格の低下により、現代人はかつてないレベルのカロリーを摂取している。巣篭もり生活が長期化することで、カロリー過多になるのは間違いない。

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文明病を引き起こす要素とは「炎症」と「不安」

都市部で生活する、働くことで、常に人は極度の緊張状態になっている。常にスイッチがオンの状態であり、その結果として、どうしても集中力は分散してしまう。

・炎症とは、体の表面だけに起きる現象ではない。内面にも起きる。
・体の内面で起きる炎症の典型例は「風邪」
・現代の日本人=体内で延々とくすぶる長期的な炎症がメイン。誰にでもわかるような症状は表に出ず、少しずつ不調が進行する。
・平均の睡眠時間が1日7~9時間の範囲を逸脱すると体内の炎症マーカーが激増する。
・夜中に何度も目が覚めてしまうような場合も、体内の炎症は増える。
(鈴木祐氏の「最高の体調」から参照)


2020年〜は、ウイルスを始めとする文明病との戦いになるであろう。

「文明病」の時代における「体調管理(Health Management)」の7つの習慣

地方の「開疎地」から在宅ワークをすることで今、意識している7つの習慣がある。

①自然との接触機会を増やす。
これが「開疎地」に仮移住した最大のメリットであると感じている。日々、ランニングか散歩をする。自然とのふれ合いにより、確実に人体の副交感神経は活性化する。在宅ワークでも生産性が向上した最大の要因。

瀬戸内海

②食事(食物)に意識を向ける。

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また昼食・夕食は、低血糖値の食物を取るようにする。(血糖値が上がり、眠気を押さえることもできる)在宅ワークで運動量が激減する中、高GIの食べ物中心では確実に肥満になる。

※GI(Glycemic Index)食後血糖値の上昇度を示す指標
<高GIの食べ物例(70以上)>
白米、食パン、餅、コーンフレーク、インスタントラーメン、人参、じゃがいも、はちみち、ホットケーキ、クッキー、チョコレート、キャンディー、グラニュー糖
<中GIの食べ物例(55-70)>
うどん、玄米、マカロニ、すいか、バナナ、パイナップル、さつまいも、コーン、かぼちゃ、アイスクリーム
<低GIの食べ物例(55以下)>
そば、全粒粉パン、オートミール、オールブラン、春雨、グリーンピース、大豆、りんご、桃、グレープフルーツ、いちご、ピーマン、ホウレン草、大根、アボカド、椎茸、しめじ、ヨーグルト、牛乳、ピーナッツなど

③少なくとも週2回の運動をする。
1回のセッションで45~60分ぐらいの運動をするとストレスが改善し、認知機能も向上しやすくなる。運動のレベルは「軽く息があがるぐらい」から「ヘトヘトになるぐらい」までの範囲で行わないと意味がない。

④コマ目な水分補給。
人間が1日に必要とされている水分の目安量は、少なくとも1,500ml(1.5リットル)、できれば2,000ml(2リットル)

⑤腸内細菌を整える。
ヨーグルト、納豆など発酵食品を食べる。慢性的な下痢や便秘にはビフィズス菌がもっとも有効。

⑥十分な睡眠を取る。
睡眠時間は「7時間(レンジでは、6.5時間~7.4時間)」は取ると良いとされている。ホルモンの分泌や疲労の回復は、午後10:00から午前3:00が最も効果が高まるとされ、「睡眠のゴールデンタイム」とされている。

⑦空気を綺麗に保つ。
HEPAフィルタを使った空気清浄機を設置する。オフィス空間は、空間の開放性、通気の良さが肝になるであろう。

新興国のタイバンコクでは、猛烈に働くことしかしなかった。常に身体は緊張していたように思える。しかし、新型コロナウイルスという「黒船」によって、体調管理を常に意識しなくてはならなくなった。

地方の「開疎地」で働くことによって確実に「生産性」は向上した。地方の空き家は、創造性ある空間(オフィス)として生まれ変わる可能性を感じている。